久しぶりのブログ更新です。
前回の更新が2008年8月だから、10ヶ月ぶりということになるかな。
元々はエネルギーがある人達が集まって何かしら始めてみたくて始めたHA。
「WEBって情報格差を埋めるよねー。」
「今最も情報格差が大きいのは医者と患者さんだよねー。」
「医療って最も重要な社会インフラの一つだよねー。でもリソース不足だし。閉鎖的でもある。」
「創業メンバーのN氏は医師でもあり凄腕のWEBエンジニア」
じゃー、消費者向け医療情報ベンチャーなんじゃない?でもそれって成立するの?
みたいな話になり。なかなか、今の段階では難しい・・・となった。実際、同様の分野で事業展開を行うここカラダ(リクルートと三井物産の合弁会社)も依然赤字。VCからの調達で賄えそうな額ではないので、私達の判断は正しかったのか・・・
市場開拓型のビジネスは本当に難しいと思う。バブル的にベンチャーが道を切り開き、数十億投じてでも、まだ市場が未発達で潰れ、その後雨後の筍のように生まれたベンチャーのうち、営業力が強いところが生き残る。日本のベンチャーはそういう感じ。特に今の市況だとなぁ・・・。
日々の売上とは言わないまでも~3年くらいの間に売上を立てる見込みの高い企業に投資家は期待し、それが意思決定基準となる。時価総額が1000億になりそうなベンチャーには、10倍のリスクを背負っても良いはずだが、そうはならない。アントレプレナーとして成功した人間のポケットマネーに期待するしかないか・・・。
そんなわけで、HAのメンバーは独立やら、上場企業の役員やら、皆それぞれの道に分かれていき、今は個人事業的にやっている。
初年度は実働半年ながら、2000万円程度の売上だった。
2年目も個人事業主的に、業種問わず、色んな企業のマーケティング代行やら、プロジェクトのディレクションやらをやって初年度と同様の売上を作ってみた。月の半分は実務やって、残り半分は考えることが仕事。クライアントに提供する価値、パフォーマンスに対してのプレッシャーというのはあったけれども、従業員を雇わなかったから、気分的にも楽に仕事をしてた気がする。
2009年になってからは遊び(探求?)の時間を増やし、小説を書いたり、ゲームを極めたり、旅行/スキューバダイビングをやったり、「楽しむ」とかっていうのを徹底的にやっている。
結果、満足度が高かったのは、「創作する」「実感する」「初めてのことを体験する」「極める」「人との繋がり」という要素だった。ただ、同じことをやっていると飽きてくる面もあり。
オンラインRTSゲームのAgeofEmpires3なんかはある程度まで強くなったんだけどそれ以上はいいかなぁと思ったりもしたし、小説を書いてみたけども、これを仕事にして2作目をまたすぐに書かないといけないなんていう状況になると、アイデア欠乏のプレッシャーが常に付きまとうんだろうなぁと思ったりもした。
どうせやるならば超一流を目指したいと思う性格だから、何事も仕事にするには、覚悟がいるんだろうなと思う。自分自身の能力を高め、スペシャリティで世の中を渡っていくか、小説でも事業でも、作品を作るというやり方で今後人生を過ごしていくか、まだ結論は出ない。
丁度今、フィリピンにいて。海外というのは、ヒラメキが生まれる場所だから、色々思うところがあるんだけれども。日本の製造業がうまく行った根底にある"カイゼン"マインド。これを仕事のうまいやり方を知らない発展途上国の企業にインストールして、産業を生み出すというのも、かなり刺激的な仕事だと思うし、日本で「気持ち」に注目した新規ビジネスを立ち上げるのも楽しいと思う。
今日本にあふれているのは「なんか楽しいことないかなー」という感覚。、画一的なサービス。一時的にしか盛り上がらないブーム。何だろう。ここに新しい息吹を吹き込むのは・・・かなり面白いはずなんだがそれって形にするとどんなイメージだろう。。
色々なアイデアが生まれてきた。日本人同士で旅をするのも楽しいけれども、こうやって海外の人とビジネスで絡んだり、一人旅のごとく、知らない国を訪れるっていうのはかなり楽しい。気軽に海外旅行ができるを実現してくれたHISには大いに感謝。
ビジネス的な視点はつまらないっていう人も多いけれども、時代を切り開いているのは、案外国じゃなくて事業家の思い、それに賛同する献身的な人達なんだよ。と主張してみたい今日この頃。